映画史上最強の殺し屋は誰か？と聞かれれば迷いなくジョン・ウィックと答えるでしょう。
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今回は、キアヌ・リーヴス主演の大ヒットシリーズ『ジョン・ウィック』シリーズをご紹介♪
キアヌ・リーヴスといえば『マトリックス』シリーズで世界中を魅了し、僕らに驚きと興奮を与えてくれました。彼の新しい代表作となる『ジョン・ウィック』シリーズは２１年現在、３作品が公開されており、すでに４作目、５作目の製作も決定しています。
それでは、いきましょう♪
※ネタバレしていますので、未見の方はご注意ください。
ジョン・ウィックとは何者か！？
Motion Picture Artwork (C)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C) David Lee
裏社会では、伝説となっている殺し屋を殺す殺し屋。鉛筆１本で３人の男を瞬殺など、数々の伝説をもっており、恐怖の対象として「ブギーマン」や「パーパ・ヤーガ」などとも呼ばれている。妻を病気で亡くし、愛犬を殺されロシアンマフィアを壊滅させ、住んでいた家を爆破されイタリアンマフィアを壊滅させるという、端から見ると確かにムゴいが、そこまでせにゃならんことか！？と思ってしまうことをクールにそしてスタイリッシュにやってのける。それがジョン・ウィックという男だ。
そんなジョン・ウィックを演じるのは『マトリックス』シリーズで革命を起こしたキアヌ・リーヴス。彼は『マトリックス』以降、あまり話題に上がることはなかったものの『ジョン・ウィック』シリーズで再び世界のトップ俳優に返り咲いています。
『ジョン・ウィック』（１４）
裏社会にその名を轟かせていた凄腕の殺し屋・ジョンウィック。彼は、５年前に妻となる女性・ヘレンと出会い、殺し屋稼業から足を洗う決意をする。
その後、妻・ヘレンが病にかかり亡くなってしまうが、ヘレンはジョンが１人になるのを心配して子犬を手配していた。その子犬がジョンの唯一の希望となっていった。
しかし、ジョンの愛車であるフォード・マスタングを狙った強盗に押し入られ、車を盗まれただけでなく子犬も殺されてしまった。大事なものを奪われてしまったジョンは再び殺し屋稼業へと戻る決意をする。
ジョン・ウィックの伝説の始まりとなる第１作目。このシリーズの最大のウリは、主演のキアヌ・リーヴスがガン・フー（近接戦闘用射撃と軍隊式格闘術システマなどを融合させたもの）を駆使して敵を次々と撃ち殺していくというもの。１人の敵に対して使用する弾丸は、２発。動きを止め、とどめに脳天をぶっ放す。
実は、愛犬を殺した犯人は、ジョンの昔の雇い主（ロシアンマフィアのボス・ヴィゴ）の息子で、ヴィゴは大勢の刺客をジョンの元に送り込みますが、次々と返り討ちに。犬好きな人が見れば最高のカタルシスを覚えることでしょう。
『ジョン・ウィック チャプター２』（１７）
前作から５日後、ジョンはイタリアンマフィアのサンティーノから暗殺の依頼を受ける。しかし、ジョンはこれを拒否。報復としてサンティーノはジョンの家を爆破。亡き妻との思い出がたくさん詰まった家を爆破されたジョンは、サンティーノに復讐する。
サンティーノはジョンに７００万ドル（約７億円）の懸賞金を懸けニューヨーク中の殺し屋にジョンを狙わせる。
前作では犬、本作では家を爆破され、またもやキアヌブチ切れ。前作が大ヒットし、本作を製作するにあたって予算が倍増したため、全てのアクションがスケールアップ。ジョンが殺した数は驚異の”１分１殺”を超えている。
前作ではあまり描かれなかった殺し屋御用達のホテル（コンチネンタルホテル）のことも描かれており、ジョンは最終的にこのホテルでの掟を破り、世界中の殺し屋から命を狙われます。
さらに、『マトリックス』シリーズで共演していたローレンス・フィッシュバーン（ニューヨークの地下犯罪組織の王という役）とも再共演を果たしているからファンには嬉しいところ。
『ジョン・ウィック パラベラム』（１９）
前作直後から物語は始まる。ジョンは１４００万ドル（約１４億円）の懸賞金を懸けられ世界中から命を狙われる。ジョンは組織の更に上にたつ首長に会いにモロッコへと向かう。モロッコで旧知の仲であるソフィアと再会し、首長の居場所を教えてもらう。
一方、組織は、日本を拠点にする暗殺者・ゼロを雇いニューヨークでジョンを待ち受ける。ニューヨーク戻ったジョンにゼロの弟子が襲い掛かってくるが、例によって返り討ち。コンチネンタルホテルでゼロと彼の弟子２人との最終対決に挑む。
本シリーズは”ガン・フー”が有名だが３作目は、馬に乗り敵と戦う”マー・フー”やハル・ベリー演じるソフィアの戦闘スタイルの犬に戦わせる”ドッグ・フー”などが登場。
ハル・ベリーはいくつになっても美しいですね。このソフィアが愛犬を殺人犬として訓練していて、その犬が殺されたためソフィアブチ切れという、１作目のジョンと同じ展開になるのも面白い。
武術家のマーク・ダカスコス演じるゼロとの戦闘ではこれまで銃がメインだったのに対し、刀や肉弾戦がメインとなっている。また、格闘アクションの最高峰映画『ザ・レイド』シリーズで強烈なインパクトを残したシラットの達人ヤヤン・ルヒアンなど”ガチ勢”が勢ぞろい。
『ジョン・ウィック』で学んだことは、他人の飼っているワンコには手を出すな！というところでしょう。
