鳥山明氏が描き出した不朽の名作、ドラゴンボール。数々のファンを魅了し続けるこの作品の劇場版シリーズを一挙にご紹介します。
孫悟空や仲間たちの壮大な冒険が描かれた映画作品は、ファン必見の内容となっています。
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『劇場版 ドラゴンボール 神龍の伝説』（８６）
記念すべき劇場版第１作目。
物語はアニメ第１話から分岐したパラレルワールドでブルマと悟空の出会いから始まります。アニメ版とは内容が違い、独自の並行した物語が語られます。
『ドラゴンボール 魔神城のねむり姫』（８７）
眠り姫をめぐる冒険活劇。
孫悟空は亀仙人に弟子入りするためカメハウスを訪れますが、同時にクリリンもきており、亀仙人は２人を弟子にする条件として千年間眠り続けている「眠り姫」を連れてくることを条件にします。
全編に渡りファンタジー要素が押し出され、奇怪な雰囲気が漂っている作品となっています。
『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』（８８）
アラレちゃん登場回。
悟空とクリリンは亀仙人の元で厳しい修行を積んでいた矢先、ミーファン国で武道大会が開催され、２人も参加することに。しかし、その大会には冷徹な殺し屋桃白白がおり・・・。
ドクタースランプのアラレちゃんが登場したことでも話題となった作品。
『ドラゴンボールZ』（８９）
悟空が青年へ。
悟空とガーリックJrとの激闘がみどころな本作。劇場版オリジナルの世界観ではなくアニメ版の内容もなぞらえています。
『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』（９０）
クリリンの迷言「何でオレだけ・・・」の初登場作品。
悪の科学者Dr.ウィローが脳だけの状態で蘇ります。ウィローは強い肉体を欲しており、悟空たちと戦います。
本作の敵キャラクターは名古屋名物ですね。Dr.ウィローとかDr.コーチンとかエビフリャーとかキシーメ、ミソカッツン(笑)。
『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』（９０）
悟空そっくりのサイヤ人が登場する物語。といっても悪者としてですが。
悟空そっくりのターレスは全宇宙の支配を目論んでおり、地球に神精樹の実を植え付けます。悟空は他のZ戦士たちとターレス軍団の打倒に向かいます。この頃はまだ、地球のZ戦士も活躍していた頃ですから、久しぶりに見るとワクワクしますね。声優の野沢雅子は悟空・悟飯・ターレスと３役を担当し、見事に演じ分けています。
『ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空』（９１）
宇宙支配を企むナメック星人と戦う悟空たちを描いた物語。
突如現れたナメック星人のスラッグは地球を支配し、ドラゴンボールで永遠の若さとパワーを取り戻し、地球を氷地獄にしてしまいます。悟空たちは応戦しますが、スラッグの強さは圧倒的であり、観ている子供たちは悟空が超サイヤ人に変身するのを今か今かと待っていましたが、実際に悟空は超サイヤ人に変身しません。変身するのは、次回作から。何故このようなことになったかは、まぁ、ご想像に・・・。
『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』（９１）
本作は、漫画版でも大人気の悪の帝王フリーザ様の兄が登場する作品。
物語は、弟・フリーザの仇を討つため兄であるクウラは部下を連れ地球に攻め込んでくるというもの。クウラはフリーザよりも１回多く変身でき、悟空を追い詰めます。
クウラは漫画版でもアニメ版でも登場せず映画のためだけに作られたオリジナルキャラクターで、ファンは歓喜したことでしょう。原作だとちょうどフリーザを倒した辺りでしたかね。
『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』（９２）
前作のボスであるクウラの復讐劇である本作。
地球と仲良しのナメック星が機械惑星に襲われ助けに向かった悟空たち。そこで待っていたのは、悟空によって倒されたハズのクウラがサイボーグとなって襲い掛かってきます。（兄弟揃ってサイボーグとは・・・）
悟空もベジータも超サイヤ人となってやっとの思いで倒しますが、倒したと思ったらその後メタルクウラがドチャクソでてきます。時系列的には、この後の三大超サイヤ人の後日談になります。
『ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人』(92）
悟空・ベジータ・トランクスが初めて揃った作品。
ドクター・ゲロの意志を継ぎ完成された人造人間１３号・１４号・１５号。３体はデパートで楽しむ悟空一行に襲い掛かります。本作で青年トランクスが映画初登場し、３人の超サイヤ人が揃ったことでも話題に。１３号と１４号を吸収し、最強の人造人間となった１５号はセルの原型とも。
『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(93)
人気キャラクター、ブロリーの初登場作品。
悟空たちがお花見を楽しんでいると、突然宇宙船に乗ったサイヤ人のパラガスが邪魔しにきます。まぁ、襲いに来たわけではなくベジータを新惑星ベジータの王になってもらうため地球を訪れたって感じです。そして、新惑星ベジータでパラガスの息子・ブロリーと出会います。このブロリー、悟空と同じ日に生まれて、隣のポッドで悟空が泣き喚いていてうるさかったのか知らんけど、やたらカカロット（悟空）に執着してましたね。
『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』(93)
劇場版 ドラゴンボールＺ 銀河ギリギリ！！ぶっちぎりの凄い奴
主人公が悟飯となった作品。
ギョーサン・マネー主催の天下一武道会が行わることになったため悟飯たちも参加することに。しかし、そこにはボージャック一味が大会を乗っ取り、悟飯たちの前に立ち塞がります。
漫画版では、セルを倒し悟空は死んでしまったことから主役の座を悟飯へとバトンタッチ。あの世から悟飯に対しエールを送るなど珍しい感動場面も。
『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』(94)
悟天とトランクス、サタンの娘ビーデルが映画初登場した作品。
悟天・トランクス・ビーデルはそれぞれ叶えたい願いのためドラゴンボールを探していました。やがてナタデ村にたどり着いた３人は、不運にもかつて悟空が倒したブロリーと出くわすハメに。悟天とトランクスでは当然敵わず、悟飯が駆けつけ復讐心に燃えるブロリーと激闘を繰り広げます。
にしても相変わらずカカロット、カカロットってしつこい奴ですねぇ。
『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』(94)
悟天とトランクスがメインに据わる物語。
ミスターサタンの幼馴染であるジャガー・バッタ男爵がサタンに積年の恨みを晴らすためバイオ戦士で戦いを挑みます。そして、そのバイオ戦士の中にブロリーのクローンを発見。いくら人気キャラクターといっても３度目は正直お腹いっぱいです。
悟空や悟飯の出番は一切ありません。
『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』(95)
劇場版 ドラゴンボールＺ 復活のフュージョン！！悟空とベジータ
ついにあの２人がフュージョン！？
久々に孫悟空が主人公となった本作。あの世で赤鬼がジャネンバに変化し、あの世とこの世の秩序がメチャクチャに。この世ではフリーザやら過去の強敵が復活し、悟飯・悟天・トランクスが退治に向かいます。そして、あの世では、とうとうあの２人のフュージョンが見られます。
ポタラでのベジットもカッコイイですが、フュージョンでのゴジータも中々。
『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』(95)
劇場版 ドラゴンボールＺ 龍拳爆発！！悟空がやらねば誰がやる
原作が完結を迎えて製作された劇場版。
戦闘が悟空がメインですが、トランクスが主人公的な物語。魔導士ホイのオルゴールに封印された勇者タピオンを復活させようとする悟空たち。しかし、同時に幻魔人ヒルデガーンの封印も解かれてしまい、市街地での激しい戦闘に。
勇者タピオンの持つ剣が未来トランクスが持っていた剣という説も。
『ドラゴンボール 最強への道』(96)
原点回帰した劇場版。
原作の１～８巻の物語をベースにリメイクされたストーリーで、ブルマと悟空の出会い、ヤムチャや亀ジジィ、レッドリボン軍との戦いなどスピーディーな展開で懐かしさを与えてくれます。
『ドラゴンボールZ 神と神』(13)
生みの親・鳥山明が初めて劇場版に参加した作品。
魔人ブウとの激闘から数年後、長い眠りから覚めた破壊神ビルス。ビルスとおなじみのZ戦士が激しいバトルを繰り広げるストーリーです。
原作者自らがストーリーからキャラクターデザインを手掛けた完全オリジナルの作品。
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』(15)
フリーザ様が復活。
ビルスとの戦いを終えた悟空たち。地球は一時平和だったものの、フリーザ軍の残党がドラゴンボールでフリーザを復活させようと地球に襲来。あっさりとフリーザを蘇らせてしまいます。修行をしたフリーザと悟空・ベジータとの激しいバトルが見もの。
前作に引き続き鳥山明がキャラクターデザインを手掛け、カッコイイ世界観にメガヒット作品となりました。
『ドラゴンボール超 ブロリー』(18)
そして・・・また・・・ブロリー。
ドラゴンボールを集めるため氷の大陸へ向かった悟空一行。そこでフリーザ軍の襲来に遭い、フリーザの傍らにはブロリーの姿が・・・。
超シリーズとしては、初の劇場版。Z時代のブロリーではなくリメイクされたストーリーとして物語は進んでいきます。興行成績は１３０億円越えを記録しました。
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(22）
ゲロの孫・・・ヘドって(笑)。
かつて悟空によって壊滅させられたレッドリボン軍。その意志を継ぐものが現れ、最強の人造人間ガンマ１号、２号を生み出す物語。
本ページの情報は２４年３月時点のものです。
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