2022年に成人式を迎える世代へおすすめする映画|厳選3選

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○○選 映画

新成人、おめでとうございます。

take-channel((@takec47292821) / Twitter)へようこそ!

今日から大人と言われてもピンとこないでしょう。僕らのときもそうだった。去年もそうだったけど、今年の君たちもいつもと違う成人式を迎えるね。
それは、コロナの中で新成人を迎えるということだ。

いや、マジ大変だったろう。マスクを着用、大声禁止、外出自粛・・・、コロナの対処法として新しいルールが生まれた。
本来なら人生で一番楽しい年代だったかもしれないこの時に。

もし自分たちの時代にこんな事があったらと思うととても・・・。そんな中、君らはよくルールを守り、何故自分たちだけがなどと愚痴も言わず、学校に行ってインターン、アルバイトをして・・・今も黙々と戦っている。

よくぞ堪えてくれました。
よく頑張ったね。

僕ら・・・、いや世界中の大人が君ら世代を尊敬しているぞ。
だが、僕ら大人も頑張ったぞ。君らが働きたいと思えるような社会を作るために。

今回は、そんな頑張ってる君たちに、二十歳の内に観ておいてほしい映画を厳選して3つ、ご紹介しよう!

 

『ミスター・ノーバディ』(09)

2092年、科学技術の進歩により、人類は不死となっていた。唯一、死ぬ人類最後の人間ニモは、死の間際自分の過去を回想していく。

いわゆるif映画です。もしもあの時アッチの選択をしていたらどんな未来になっただろうというパラレルワールドを映像化した作品。人生は選択・決断の連続で、10年後、20年後、あの時、ああしてたらと後悔することもあるが、もたらされたその結果には全てに価値がある。要は、どの選択をしても幸せと不幸せは必ず訪れるわけで、後悔するだけ時間の無駄である。ミスター・ノーバディ=何者でもない人間とは、何者にでもなれることができるということ。全ての人間には無限の可能性があるということを教えてくれる。

夢を持ちましょう。と、周りは言う。自分も目標は絶対あった方がいいし、好きなことに夢中になってる人を見るとうらやましいって思う。
自分なりに就活して内定ももらったケド・・・、その志望動機が一生の夢かと聞かれると、正直、あやしい。

こういう風に思ってる人には是非見てもらいたい本作。二十歳なんてまだまだ知らない世界や新しい出会いもたくさんあるし、何が好きで何に向いてるかなんてボンヤリしたままの方が自然かもしれない。就職を目的にせず、仕事を通じてどんな人間になりたいか、どんな社会にしたいのか。どこに就職するかではなくどう生きたいか。それを考えていくとこれからの選択・決断は少し楽になるかもしれないぞ。

1つ言い忘れてた。この『ミスター・ノーバディ』は素晴らしい映画だけど内容が難解すぎる。なのでスッキリ映画を観たいという人には向かないかも・・・。

 

『フリー・ガイ』(21)

オンライン参加型のゲーム「フリー・シティ」。ルール無用の何でもアリのこのゲーム内で毎日銀行強盗に襲われるモブキャラのガイ。ある日、彼はこの日常に疑問を抱き強盗に反撃する。そして、自分のいる世界はゲームの中で自分はモブキャラだと気づき、新しい自分に生まれ変わることを決意する。

本作は、オンラインゲーム上のモブキャラ(背景的な存在のキャラ)が自我を持ち、冒険し、主役になるという設定が斬新で、これは、現代人にも当てはまる。ほとんどの人間は、このゲームのモブキャラと同じように毎日同じ服を着て、決められた時間どおりの仕事をして、家に帰ってもやることは同じという機械みたいな生活をしているのではないだろうか?自分の頭で考えず流されていく人間が何と多いことか。脇役が主役になるという全ての何者でもない人間に見てほしい映画だ。

まだ二十歳の君らは自分が10年後どんな大人になってるか想像もできないだろう。大人になんかなりたくないって?大人はほとんどがモブキャラで楽しそうでも、まぶしくもないってか。
それは違う、断じて違う。まだ君の目には見えないだけだ。どうしたら自分なりの大人の姿が見えるか?僕の提案は旅に出ることだ。ガイと同じく家と職場から離れてみるのがいい。
それもできるだけ独り旅がいい。ネットやテレビ、本でみる世界とは全く違う世界を自分の手で目で、肌で触れることだ。世界は思ってる以上に広く、大きく、豊かであり、貧しくもある。独りで歩くことが生きる基本ということを学ばせてくれ、独り旅はまだ自分が何者でもないことを教えてくれる。

まぁ、いろんな人の人生を体感できる映画でもいいんだけどね。



『インターンシップ』(13)

巧みなセールストークが売りの時計会社の営業マン、ビリーとニック。いきなり2人の会社は倒産してしまう。そこで2人はGoogleのインターンに応募。何とか面接は通ったものの、周りにいるのは超優秀な学生ばかり。IT音痴の彼らは正社員を目指すが・・・。

本作はGoogle全面協力の元、撮影が行われたためGoogleのインターンが疑似体験ができる。当然、Googleにやってくるインターン生というのは超優秀な人ばかりだ。そんなところへパソコンさえ触ったこともないようなポンコツのオッサン2人がインターン生として奮闘していく。
何グループかに分かれて、チームとしていい成果をださなければ、正社員の道はない。ポンコツ2人のチームは残り物の学生で結成されたポンコツチーム。このポンコツチームが最終的には正社員となるのだが・・・、そりゃ映画なんだから主人公のチームが勝つよねってなるんだけど、Googleは過去に面白い社内調査をしている。

Googleは社内の200チームほどを徹底的に調査した。その中で優秀な社員を集めて彼らでチームを組ませれば最強チームの出来上がりってな訳だ。
ところが、現実の結果は全く違うことが明らかになった。成果に影響を与えるのは、チームに誰がいるかではなくメンバーがどのように協力しあうかで決まるということがわかったのです。要は、天才がいるってことよりもポンコツチームの方がたかい成果が出せるということ。ポンコツ達というのは自分の足りない部分を補い合い、ミスも認め、疑問を投げかけ、学習に積極的になり、結果チームとしてのパフォーマンスが向上する。まさに、映画『インターンシップ』同様の事実が明らかになったわけです。

これに関していくつか要素はあるものの、一番重要なのは、チームに心理的安全性があるということ。
上司やリーダーから厳しい批判を受けるのを恐れてアイデアを見せようとしない人がいる。リーダーの中には「答えがでていないなら持ってくるな」「解決策も見せろ」、というバカな人もいる。優秀なリーダーというのは例え、アイデアが荒削りだとしても口にしていいという安心感を与えてくれる。
創造力を働かせるうえで心理的な余裕が持てると、常識にとらわれないアイデアもだせるようになるし、バカにされる心配がなければ様々な選択肢を持てるということだ。

まだ二十歳の君らも、上司やリーダーに厳しい批判を受けるんじゃないかと恐れ、アイデアを隠す人もいるだろう。君らはもうチームの一員なので臆することなく発言してほしい。もしまだ荒削りなアイデア、漠然とした提案だったとして上司やリーダーがバカだとしたら、「準備段階の提案」「発見の段階」といった名称で促すのもいい手だゾ。

 

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