映画『ワイルドスピード』シリーズ、観る順番は？公開順か時系列順か！？

映画『ワイルドスピード』シリーズは、『ワイスピ』の愛称で世界中のファンから親しまれているカーアクション映画です。
出てくるキャラクターも全員が魅力的なのに加え、出てくる車も超高級車やヴィンテージ車ばかり。

そんな『ワイスピ』は、２００１年に１作目が公開されてからスピンオフ作品も含めると計１０作品が公開されています。

まだ、『ワイスピ』を見たことがない、何作かは見たけど改めて見直したいと思ってる方に向けて、公開順と時系列順で解説していきます。

ワイスピを観るのは公開順か？時系列順か？

ワイスピを公開順で観る場合、少し注意が必要です。
というのも、後付けでストーリーが製作されたため、キャストと内容が繋がっていません。主役級の２人、ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが全ての作品に登場するわけではないのです。

ワイルドスピード　全作品　公開順

公開順で観ると『TOKYO DRIFT』で？？？となるかも知れません。何故なら１作目、２作目の主要キャストは出演していないからです。物語も舞台も全く違う設定のためややこしく感じる事でしょう。

ワイルドスピード　全作品　時系列順

時系列順で観ていくと物語が詳しく分かります。

３作目の『TOKYO DRIFT』は時系列順で並べると６番目になります。これは、４、５，６作目は『X２』と『TOKYO DRIFT』の間を描いているためです。

何でも、『TOKYO DRIFT』に出演し、後に主要キャストとなるハン（サン・カン）が人気だったため彼が生前の姿を描くためだったとか。もう、３作目が全てをややこしくしてる訳ですね。

なので、『ワイルドスピード』の物語を詳しく追いかけたいという人は、時系列順で観ていくことをオススメします。

 

ワイスピシリーズのあらすじ＆みどころ

『ワイルドスピード』シリーズのあらすじ＆見どころをご紹介していきます。

全作品を通して見どころとなるのは、やはり爽快なカーアクションシーンでしょう。物語が進むにつれ飛行機や戦車までもがチェイスに加わり、果ては宇宙にまで飛び出してしまうアクションは車好きはもちろん、映画をそこまで見ないという人までも虜にしてしまうこと間違いなしです。

 

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『ワイルド・スピード』

ワイルド・スピード (吹替版)

作品情報

記念すべきシリーズ第１作目。舞台はロサンゼルス。ドミニク・トレット率いる強盗団の元に潜入捜査することになったロス市警のブライアン・オコナー。
ブライアンは自身のドライビングテクニックに自信があるため、ストリート・レースに参加し、ドミニクの信頼を勝ち取り、友情が芽生えていく。

主人公ブライアンを演じた故ポール・ウォーカーのイケメンっぷりがハンパない本作。彼とドミニクの美人妹ミアとの恋愛も見逃せないね。

『ワイルド・スピードX２』

ワイルド・スピードX2 (吹替版)

作品情報

前作で、主人公ブライアンは、強盗団リーダーであるドミニクとの友情をとり、警官としての職を失ってしまった。ある日、ストリート・レースをしていたところ、警官に逮捕されてしまい、再び潜入捜査を命じられることに。

前作でブライアンと友情を交わしたドミニクだが、残念ながら本作には登場しません。代わりに、ブライアンの幼馴染で前科持ちのローマン・ピアース（タイリース・ギブソン）が相棒となって出演。前作以上のカーレースが見もの。

『ワイルド・スピードX３ TOKYO DRIFT』

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (吹替版)

作品情報

本作の主人公は、カリフォルニアに住む高校生・ショーン（ルーカス・ブラック）。ある日、彼はカーレースのゴール直後、クラッシュ事故を起こす。警察に補導され父親の住む東京へ送られてしまう。

本作はシリーズにおいて異色の作品。これまでの主要キャストは出てこず、舞台は日本。シリーズの時系列としても６番目である。ドリフト場面や妻夫木聡、北川景子、小錦など日本人キャストの出演もみどころの１つ。

『ワイルド・スピード　MAX』

ワイルド・スピード　MAX (吹替版)

作品情報

警察から追われる身となったドミニクは、ドミニカ共和国でガソリン運搬車を襲って生計を立てていた。ある日、恋人のレティ（ミシェル・ロドリゲス）が殺されたという連絡を受け、ロサンゼルスへと戻ってくる。一方、FBI捜査官に出世したブライアンは、ある麻薬密売組織を追っていた。それは、ドミニクの仇でもあり、奇しくも２人は、同じ敵を追い詰めるため組織へと潜入する。

本作からポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルのコンビが復活。カーアクションもより一層ド派手に。

『ワイルド・スピード　MEGA MAX』

ワイルド・スピード MEGA MAX (吹替版)

作品情報

前作でドミニク、ブライアン、ミアの３人は、警察に追われる身となりブラジル・リオデジャネイロへ潜伏していた。そこへ、アメリカから外交保安部のホブス（ドウェイン・ジョンソン）が送り込まれ、ドミニク・ファミリーを追い詰める。

本作からワイルド・スピードは、劇的に面白くなる。その理由は、これまでの作品に登場したメンツが勢ぞろいするからだ。悪徳実業家から１億ドルを盗むという様子がテンポよく描かれ爽快な気分になる。

また、ドミニク・ファミリーを追い詰める捜査官にルーク・ホブスが参戦。彼とドミニクとの激しい肉弾戦はカーアクション以上に見応えアリ。

『ワイルド・スピード　EURO MISSION』

ワイルド・スピード EURO MISSION (吹替版)

作品情報

前作で大金を手にしたドミニク・ファミリー。それぞれ自由を満喫していた。ある日、モスクワで軍が襲撃される事件が発生。外交保安部のホブスがドミニクを探し出し犯人逮捕に協力してほしいと依頼してきた。ホブスから死んだはずのレティの写真を見せられてドミニク・ファミリーは再び集結する。

本作は、規格外のアクションシーンが見もの。改造車だけでなく戦車や飛行機までがチェイスに加わり、ド迫力の展開に目が釘付けになること必至。また、本作のラストで『TOKYO DRIFT』と繋がってきますのでお見逃しなく。

『ワイルド・スピード　SKY MISSION』

ワイルド・スピード – スカイミッション (吹替版)

作品情報

ヨーロッパの巨大犯罪組織を倒したドミニク・ファミリー。ドミニクは恋人レティの記憶が戻らず苦労するが、皆それぞれ平穏な暮らしをしていた。そんな時、ホブスの外交保安部に侵入者が現れる。それは、前作のボスである男の兄デッカード・ショウ（ジェイソン・ステイサム）だった。

本作は、シリーズNo.１の呼び声が非常に高い作品。敵役のジェイソン・ステイサムの存在感もさることながら、車が空を飛びまくる。そんなあり得ねぇ描写にもう目が離せません。

そして、敵役にはジェイソン・ステイサムだけでなく『マッハ』で全世界に衝撃を与えたタイのムエタイ俳優トニー・ジャーまでもが参戦。

また、本作の撮影途中で主演の１人であるポール・ウォーカーが交通事故で亡くなり、彼の実の弟が撮影に参加している。ラストの『SEE YOU AGAIN』は涙腺崩壊。

『ワイルド・スピード　ICE BREAK』

ワイルド・スピード ICE BREAK(吹替版)

作品情報

キューバでバカンスを楽しんでいたドミニクとレティ。ある日、謎の美女に声をかけられ、部下になれと命じられるがドミニクは当然拒否。すると、１枚の写真を見せられドミニクは渋々仲間に加わり、家族であるはずのファミリーを襲う。

ドミニクがファミリーを裏切り、仲間を崩壊させていく様子が描かれています。肝心のアクションシーンでは、チェイスで巨大潜水艦が加わり、今までにない興奮と臨場感がアップしています。

本作の敵役はこれまでのタフガイたちとは打って変わって、サイファーと名乗る美女。演じるのは、美人だけでなく実力も兼ね備えたオスカー俳優のシャーリーズ・セロン。

『ワイルドスピード/ジェットブレイク』

作品情報

ドミニクはレティと息子のブライアンとともに静かに暮らしていたが、再びファミリーとして世界を揺るがす陰謀を阻止するため戦いに身を投じる。しかし、敵はドミニクの実の弟であるジェイコブだと分かり・・・。

本作では何とドミニクの実の弟であるジェイコブがドミニク・ファミリーに立ち塞がります。さらには、全作の敵・サイファーまでもが加わり、アクションはさらにスケールアップ。サイファー（シャーリーズ・セロン）のクールな美しさは惚れます。

さらに、ファンが心待ちにしていた『TOKYO DRIFT』で死んだと思われていたハンが再登場。再びファミリーの一員として活躍してくれます。

アクションシーンでは、ドミニクとジェイコブの兄弟対決も見逃せないですが、超強力な磁石を使ったカーアクションは必見で、巨大装甲車との戦いや地雷原突破シーンなどスリルと興奮が味わえます。

あ、あのコンビがとうとう宇宙に行っちゃいました(笑)。もはや何でもアリの世界観にノッて行けるかどうかはアナタ次第！？

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』

ワイルド・スピード/スーパーコンボ (吹替版)

作品情報

ロサンゼルスで娘と幸せに暮らすホブス。ロンドンで優雅に暮らすデッカード・ショウ。２人の元に殺人ウイルスを盗んだとされるMI６の女性エージェントの捜索依頼がくる。その女性とは、デッカード・ショウの妹であった。こうして、２人はいがみ合いながらも”バディ”として活動することに。

シリーズ初のスピンオフ作品として、かつて敵同士だった男たちが力を合わせ巨大な敵に立ち向かうというストーリー。アクション映画界で１,２位を争う２人の主演なだけにアクションシーンは文句なしの鳥肌モノ。

 

 

 

 

 

本ページの情報は２３年２月時点のものです。

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