イギリスの作家J・R・R・トールキンによる『指輪物語』を原作とした3部作映画『ロード・オブ・ザ・リング』。
2001年~2003年にかけて全世界で公開され、3作品全てで監督を務めたピーター・ジャクソンによる叙事詩的なファンタジーなこの物語は、中つ国を舞台とし、ホビット族のビルボ・バギンズからフロド・バギンズへと託された1つの指輪を中心とした、いろんな種族の仲間たちが冥王サウロンを滅ぼすための冒険を描く。
映画『ロードオブザリング』シリーズはアカデミー賞で、合計30のノミネートを受け、その内17もの賞を受賞するに至りました。3作目の『王の帰還』に関しては、『タイタニック』、『ベン・ハー』、に並び史上最多となる11部門でのアカデミー賞受賞となり、まさに歴史に残る超大作となりましたね。
この3部作の世界的大ヒットにより、スピンオフとなる前日譚『ホビット』3作品が2012年~2014年にかけて公開されました。『ホビット』シリーズは、ホビット族のビルボ・バギンズの若かりし頃の冒険を描いた『ロード・オブ・ザ・リング』へと繋がる物語。さらに2022年9月より『ホビット』の数千年前の出来事を描いた『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』がAmazonプライムビデオで配信されています。
今回は、『ロード・オブ・ザ・リング』3作品、その『ロード・オブ・ザ・リング』のスピンオフとして製作された前日譚『ホビット』3作品のあらすじを合わせてご紹介していきます。
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『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』
舞台は中つ国第3記。ホビット族のビルボ・バギンズの111歳の誕生日を祝う為、ホビット庄は大騒ぎだった。そして、ビルボは養子であるフロドに1つの指輪を託し、旅に出てしまった。魔法使いのガンダルフはこの指輪が何なのか探り、しばらくして再びフロドの前に現れた。
実は、この指輪こそが遥か遠い昔に冥王サウロンが全世界を闇の支配下に置くために作った指輪だったのだ。冥王サウロンは闇の世界にするためこの指輪を探しており、フロドが所持していることまで嗅ぎ付けていた。指輪を破壊する方法は1つ、モルドール国の滅びの山の火口”滅びの罅裂”に指輪を投げ込むしかない。
フロドは、バギンズ邸の庭師であり親友のサム、同じくホビット族のメリー&ピピン、魔法使いのガンダルフ、剣の達人のアラゴルン、エルフのレゴラス、ドワーフのギムリ、ボロミアら9人の”旅の仲間”を結成。冥王サウロンを滅ぼすためモルドールの滅びの罅裂を目指す長い旅に出る。
『ロード・オブ・ザ・リング 2つの塔』
オークたちの襲撃により離散してしまった”旅の仲間”たちは、それぞれ三方に分かれ旅を続けていた。フロドとサムは2人でモルドールを目指していたが、2人の後を尾行してくる存在に気が付き、罠にかけ捕らえる。その正体は指輪の前の持ち主ゴラムだった。サムはすぐに殺そうとするものの、フロドは情けをかけ、モルドールの道案内をさせる。
一方で、アラゴルンとレゴラス、ギムリの3人はオークに攫われたメリー&ピピンの後を追い、ローハンの騎士の一団と遭遇する。ローハン王国の王セオデンはサルマンの配下によって操られていると聞く。ひとまず騎士団と別れメリー&ピピンを捜索する3人は、死んだはずのガンダルフと再会し、樹木の牧者エントの一員である”木の鬚”にメリー&ピピンを保護してほしいと頼んでおり、ひとまず無事であることを告げる。
そして、3人はサルマンに狙われているローハンの危機を救うべくローハンの都エドラスへ向かう。アイゼンガルドに建つオルサンクの塔を根城にするサルマンは魔法の力で強大な軍勢を生み出し、ローハン王国への進軍を開始していた。サルマンの軍勢は1万を下らない。対してローハンの軍勢はわずか300人。戦いの火蓋は切られた。
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
フロドとサムはゴラムの案内によってモルドールにたどり着いた。フロドは、指輪の強力な魔力に抗えなくなっており、同時にゴラムの策略によって仲を裂かれてしまう。
一方、アラゴルンたちは、サルマンの砦であるアイゼンガルドへ向かいそこでメリー&ピピンと再会し、互いの無事を確認する。そして、サウロンの軍団がゴンドールへ進軍していると知ったガンダルフは、ピピンを連れてゴンドールへ向かう。
ガンダルフはゴンドールの執政デネソールに対し、敵の攻撃に備えてローハンへ援軍を頼むよう進言するが、彼は、ゴンドールの王の末裔アラゴルンに国を奪われると思い、これを拒否。そこで、ガンダルフはピピンを使いローハンに狼煙を上げさせる。狼煙を見たローハンの王はゴンドールへ援軍を送る決意をする。
ゴンドールとローハンの連合軍はこの戦いに勝利。フロドが滅びの山にたどり着き、指輪を破壊する使命を終えるまでは、サウロンの目をそらすため敵の本拠地モルドールに最終決戦へと挑む。
『ホビット 思いがけない冒険』
『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚である『ホビット』シリーズの1作目。舞台となるのは、ロードオブザリングより60年前の中つ国。指輪の前所有者であるビルボ・バギンズの冒険物語。
ある日、ホビット庄にやってきたガンダルフに誘われビルボは冒険に出発する。仲間はガンダルフに12人のドワーフ族。彼らは、邪竜スマウグに支配されたはなれ山の下の国・エレボールの再建を目指していた。旅を初めて早々に怪物に襲われるもビルボの機転やガンダルフの助けにより一行は難を逃れる。
一行は霧ふり山脈で一夜を過ごそうとするが、ゴブリンの罠にかかり捕まってしまう。ビルボは洞窟の地底湖に落ちてしまい、そこでゴラムという醜悪な化け物と出会う。そして、ビルボはゴラムが落とした”1つの指輪”をひろう。
『ホビット 竜に奪われた王国』
邪竜スマウグに奪われた王国エレボールを取り戻すため旅を続けるビルボやドワーフ一行。やがてガンダルフは皆と別行動を取ると、ドワーフたちは巨大クモに襲われるが、エルフの王の息子レゴラスと守備隊長タウリエルにより助け出される。・・・が、エルフはドワーフにいい感情を持っておらず、ビルボを除くドワーフたちは投獄されてしまった。
その後、一行はビルボの助けもあって脱出するが、すぐさまオークの襲撃に遭い、危機に陥る。そこへ現れた弓の達人バルドに助けられ、一行はエスガロスという町へ。一行は、武器をエルフの里へ置いて逃げ出したため、この町で武器や装備を整え、いざエレボールへ向かう。
何とかエレボールへ到着した一行。ビルボは1人エレボールの内部へ侵入、ドワーフの秘宝”アーケン石”を探そうとするが、財宝に溢れた宮殿の中で眠る邪竜が目を覚まし、ビルボの前に巨大な姿を現す。
『ホビット 決戦のゆくえ』
旅の一行は、見事邪竜スマウグを撃退し、エレボールへ避難する。
一方で、闇の手に落ちたガンダルフは危機一髪のところで助け出され、闇のオークの大群がエレボールへ向かっていることを知らせに馬を走らせる。エレボールでは危機が迫っている中、エルフの秘宝を取り戻そうとスランドゥイル率いるエルフ軍が戦闘の準備をしていた。ドワーフ軍もこれに応戦し、両者の間で戦闘が勃発。そこへ、闇の大軍勢が現れ、ドワーフ軍、エルフ軍は戦闘中止し、人間軍とともに町を守りながら闇の軍団と戦う。
『ロードオブザリング/ホビット』の視聴方法
結論から言いますと、Amazonプライムビデオ一択でしょう。
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何故かというと、22年09月現在、Amazonプライムビデオで独占配信されているドラマ『ロードオブザリング:力の指輪』が観れるからです。
このドラマは『ホビット』よりも数千年前の出来事を描いており、まさにLotRの世界観にどっぷりとハマれることは間違いありません!!
本ページの情報は22年9月7日時点のものです。
最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。