大人気ホラーの『死霊館』シリーズ。
21年10月に待望の最新作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』が公開されます。これまでスピンオフ作品も含めると全7作品が公開されており、最新作はメインストーリーである『死霊館』の3作目にあたります。
この『死霊館』シリーズは実在していた心霊研究家であるエド&ロレイン・ウォーレン夫妻の実体験を基にして作られており、特に1作目の『死霊館』、2作目の『死霊館 エンフィールド事件』に関しては、完全に事実に基づいているとか。
当然、最新作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』も実話がベースとなっていますので前2作とあわせてご紹介します♪
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(21)
1981年、アメリカで前代未聞の殺人事件が起こる。青年が家主を22回刺して殺害したというのだ。青年は、一貫して「全部、悪魔のせい」といいはり、警察に協力してエド&ロレイン・ウォーレン夫妻も悪魔の存在を証明するべく捜査を開始する。
予告を観るかぎり中々のガクブル度ですね。エド&ロレインを演じるのはシリーズを通してのパトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガ。息ピッタリで僕らを怖がらせてくれます。
本作は、「アルネ・ジョンソン裁判」として、初めて裁判で事件を【悪魔のせい】にしたというアメリカでは非常に有名な事件です。
06年の映画『エミリー・ローズ』は悪魔の存在を裁判所が事実上認めたことで有名ですが、この事件はどうなんでしょう?
また、95年のサスペンス映画『ユージュアル・サスペクツ』でこんなセリフがあります。「悪魔が仕掛けた最大のトリックは、自分たちは存在しないと世界に確信させたことだ」。まぁこのセリフの悪魔というのはカイザー・ソゼという人物のことをいってるんですが、もしこのセリフを信じるなら・・・。
09月16日時点での配信状況です。
最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。
『死霊館』(13)
1971年、5人の娘を持つペロン一家がロードアイランド州にある古い家に引っ越してきた。マイホームに喜ぶ一家だったが、その日から妻の体に謎の痣ができ、時計は全て「3時7分」で止まり、翌朝には飼い犬が死んでおり、4女のシンディは夢遊病となり長女の部屋のクローゼットに頭をぶつける行動をし、5女のエイプリルは見えない友達・ローリーと仲良くなり、ついには、娘たちに危害が及ぶようになり一家はウォーレン夫妻に助けを求める。
このペロン一家の事件はウォーレン夫妻が調査した中でも【最も恐ろしい事件】として有名。なので詳細は未だに伏せられているが、長女の話によると過剰な演出はないとのこと。ただ、最後の悪魔祓いは実際には行われてはいないようです。映画というエンタメなので多少の脚色はされたんでしょう。
『死霊館 エンフィールド事件』(16)
1977年、ロンドンで4人の子を持つシングルマザーは、毎日のように続く不快な音、囁き声、物体浮遊などのポルターガイスト現象に悩まされていた。すぐさまウォーレン夫妻に助けを求め、夫妻にあるテープを聞いてもらった。そのテープからは、老人が喋っているようだったが、その声の主は11歳の少女ジャネットだった。
このエンフィールド事件によってポルターガイスト現象は世界的に知れ渡りました。この2年以上に及ぶポルターガイスト現象は世界で最も長期間続いたポルターガイスト現象として記録されています。実際に調査した期間だけでも1500件以上もの現象があり、目撃者も多数。その中には警察官や報道関係者などもおり、信憑性はかなり高い。・・・が、それでもただのいたずらだという人も多くいて、かなりの検証がなされた。実際にはわざといたずらをして調査員たちを確かめることもあったようだが、それはすぐに見破ったらしい。
何よりも1番不可解なのは、少女ジャネットが発した声でしょう。11歳の女の子が70歳を超えた老人の男の声で長時間話をすることは可能なのか?しかもその内容は少女が知るはずのない内容だったという。
一応、声帯に詳しい人間からは訓練次第では出せるようになるかもしれないという。そこで、いくらかお金をかけて同様のことができる少女を募集してみたところ誰一人現れなかった。
これでも11歳の少女のいたずらだと言えるだろうか?
その後、ポルターガイスト現象は突然にパッタリと消えてしまったそう。