2020年は、大変な年になりましたね。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、映画館が休館したり、新作映画も次々公開延期になるという状況に陥ってしまいました。そのため映画館も過去の作品をリバイバル上映したりとしてきました。
そんな中、20年10月16日(金)に公開された劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』が破竹の勢いで観客動員を増やしていき、なんと19年ぶりに日本における邦画、洋画合わせた歴代興行収入ランキング1位の座を獲得しました。
そこで、今回は、日本におけるランキングのトップ3をご紹介します♪
本ページの情報は21年3月27日時点のものです。(※興行通信社調べ)
1位 劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』(2020)
本作は、最新の発表によると387億円を記録し、前人未到の400億円突破も射程範囲に捉えている。本作がここまでヒットした要因は、2019年に放映されたテレビアニメの影響が大きいだろう。『鬼滅の刃』は、大正時代の鬼が棲む世界が舞台となっており、主人公の竈門炭治郎は、家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹の禰豆子が鬼になったため、人間に戻す決意をし旅に出るストーリー。劇場版は、テレビアニメの最終話から話が続き、煉獄杏寿郎らとともに列車を舞台に鬼と戦う。
なお、この劇場版の続きが年内にアニメ化されることが決定している。
2位 『千と千尋の神隠し』(2001)
ジブリアニメ『千と千尋の神隠し』の興行収入は、308億円から316億円に上積みされたことが話題となりましたね。この上積みの理由は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で新作映画が公開延期され、再上映されたため。本作は、日本アニメ史上最高傑作との呼び声高い作品です。
主人公の千尋は、引っ越しのため新しい家に向かう途中不思議な世界に迷い込み、そこで掟を破った両親が豚に変えられてしまう。千尋は1人残され、少年・ハクに助けられ湯屋の湯婆婆の下で働くことに。両親を助け、元の世界に戻るため様々な経験をして千尋が成長していく物語。
3位 『タイタニック』(1997)
3位は、97年に公開された『タイタニック』。興行収入は262億円で、洋画では1位ですね。2009年の『アバター』に抜かれるまで世界歴代興行収入の1位だった作品でもあります。
この作品は実際に発生したタイタニック号の沈没事故を題材にした作品で、主演のレオナルド・ディカプリオが凄まじい人気でしたね。”レオ様”と呼ぶファンがそこら中に溢れてましたよ。船の先頭での有名シーンは誰もが一度はマネしたんじゃないでしょうか?