圧倒的な映像体験
みなさんが映画を楽しむのは、ストーリーはもちろん、作りてのこだわりがギュッと詰まった映像美にも注目してるんじゃないでしょうか。
近年は特に、撮影技術の向上もあり、とびっきりの映像体験ができますね。
日常でのささいな風景や、なかなか行けない場所、存在してない場所など、映画では簡単に観ることができます。
今回は、息をのむほど美しい映像美の作品をピックアップ♪ 是非チェックしてみてください。
『アバター』(2009)
戦争で下半身不随となった元海兵隊員のジェイクは、遥か彼方の衛星パンドラで鉱物を採掘するため、パンドラの先住民「ナヴィ」と地球人のDNAを掛け合わせた肉体「アバター」を使いナヴィ族として生活する。やがて、ナヴィ族の娘と恋に落ち・・・。
この映画は”観る”ではなく”体感”するというのが正しいかも。パンドラに住む生物や植物、実在しない舞台設定が凄い。人間の自然破壊や森林伐採などの問題に踏み込んだ作品でありながら、ここまでエンタメとして昇華させたのは素晴らしい。才能溢れる監督・ジェームズ・キャメロンが起こした映像革命を是非体感してほしい。
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2012)
父親が経営する動物園で動物と触れ合いながら育った少年パイは、カナダへの移住の際、乗っていた貨物船が嵐に襲われ沈没。救命ボートに乗り込んだパイは、一命を取り留めるも、ボートにはベンガルトラまで乗っていた。
恐らく映像の美しさでいうと映画界で1,2を争う。ストーリーは観る人が観たら面白いと思う(宗教的、哲学的な意味で)。太平洋で漂流した際の神秘的な海洋シーンは一度みたら忘れられない。あと、猛獣ってどんな愛情を持って育てても腹を空かせば食えるものは食う。
『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)
1962年、冷戦下のアメリカ。政府の極秘研究所で清掃員として働くイライザはある日、研究所に運び込まれていた生物を目撃する。その生物は、アマゾンで”神”のように崇拝されていた生き物で、イライザはその”彼”に心を奪われてしまう。やがて2人は少しずつ心を通わせるようになるが、イライザは”彼”が実験の犠牲になることを知り・・・。
監督はギレルモ・デル・トロ。有名なオタクである。そのオタク監督がゼロから創造した世界観、計算しつくされた映像美、監督の脳内をありったけブチまけた美しい物語だ。本作は、アカデミー賞に13部門ノミネートされており(歴代4番目)、全てのファクターが一級品であると証明している。
『アメイジング・スパイダーマン』(2012)
サエナい高校生ピーター・パーカーは、幼い時両親が謎の失踪をとげ、叔父夫婦に育てられてきた。ある日、ピーターは、オズコープ社を訪ねるが、実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。それから、ピーターは蜘蛛のようなパワー、スピード、超感覚を身に着け、スパイダーマンと呼ばれるヒーローとなる。
サム・ライミ版とよく比較されますが、ストーリーはともかく、アクションシーンなどは五感全てを刺激してくれます。
『センター・オブ・ジ・アース』(2008)
地質学者のトレバーは、兄の意志を継いで地球内部のマントルを貫く裂け目を探そうとアイスランドの火山を調査しようとする。調査中、山麓の洞窟にあった深い竪穴に落ちてしまう。しかし、そこには、太古の植物や恐竜が生息する未知の世界が広がっていた。
ストーリー展開はハチャメチャだけど、ハラハラ・ドキドキ・ワクワクが詰まった最高のエンタメ映画。コロナ禍で観るにはもってこいの作品。4Dで再上映とかしてくんないかな。続編もあります。
『ゼロ・グラビィティ』(2013)
スペースシャトルでの船外作業中に、突発的な事故に遭い、宇宙空間へ放り出された2人の宇宙飛行士。2人をつなぐのは1本のロープだけ。酸素も僅か。絶望的な状況の中、2人は地球へ生還しようと試みるが・・・。
宇宙でのヴィジュアルが非常にリアル。観てるコッチの息が止まるぐらいドキドキする。宇宙は穏やかさもあり同時に恐ろしさもあり、その緊張感を絶え間なく楽しめる。
『エターナル・サンシャイン』(2004)
恋人同士だったジョエルとクレメンタイン。2人は別れることになるが、ある日、ジョエルの元に手紙が届く。「クレメンタインは、あなたの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去に触れないように」。ジョエルも同じ施術を受けようとラクーナ医院の門を叩くが、ジョエルの意識は施術に逆らい、クレメンタインの記憶を守ろうとする。
2人が過ごす景観も美しいですが、ケイト・ウィンスレット演じるクレメンタインの髪の色にも注目してもらいたい。物語的な面白さもあるが、映像的な新鮮さもあいまって大衆にハマる共感性と普遍性を生み出し、幅広い世代を魅了し、愛され続ける作品となった。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)
海賊時代終焉の時。東インド会社のベケット卿は、デイヴィ・ジョーンズを傘下につけ、次々と海賊を撃破していく。海賊たちは、”伝説の海賊”たち9人を招集し、全面対決を挑む。
大ヒットシリーズの3作目。カリブ海、アジア、そして世界の果てへ。終盤の戦争シーンは空前絶後の盛り上がりをみせてくれる。
まとめ
映像美といっても色々な美しさがありますよね。
映画を観ているだけで非日常を味わえられる。あなたの気分をガラッと変えてくれるかもしれない作品、ぜひチェックしてみてください♪
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本ページの情報は21年05月時点のものです。
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