秋の一大イベント・ハロウィン!最近は日本でも各地でイベントが行われ、仮装してる人もたくさんいて盛り上がってますね。
今回は、ハロウィンを自宅で過ごしたいという人のために、ピッタリなおすすめ映画をご紹介します。
ハロウィンに観る映画といえば、もうタイトルがそのままのホラー映画『ハロウィン』がありますね。絶叫するにはもってこいのガクブル映画です。
ハロウィンという日は元々、死者と共に現れる悪い霊を追い払うというためにお化けの仮装をする風習があり、そこからハロウィンの季節にあわせてホラー映画がたくさん作られてきました。
そこで、今回ご紹介するのは、ガチ怖なホラーだけじゃなく、お子様がいる家庭でも安心して見られるようなファミリー向けのホラーもあわせてご紹介していきます。
今回、ご紹介する映画は
でご覧いただけます。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(94)
ティム・バートン製作の大人気人形アニメ。ハロウィンタウンに住むジャックは、ある日、陽気で明るいクリスマスタウンに迷い込んでしまった。ジャックは煌びやかなその世界に夢中になり、自分たちの町でもクリスマスを実行しようとするのだが・・・。
不気味なんだけどユニークな世界観はバートンお得意なところ。ジャックを始め、ツギハギのサリーやブギーといった、不思議なキャラデザだけど段々と魅了されていきます。音楽も素敵で家族でゆっくり見られるハートフルなストーリー。しかし、ストーリーは少々薄味・・・かな!
『アダムス・ファミリー』(91)
丘の上にある洋館に住む一家。その一家は邪悪な事や忌まわしい物などが大好きなお化け一家のアダムス家だった。そんなアダムス一家がお送りするブラックジョーク満載のホラーコメディ。
ガチガチのホラーファンからすれば「んっ!?」って思うかもしれませんが、徹底的に作りこまれた世界観に没入するまであまり時間はかからず、ブラックジョークにたまらず笑いがこみ上げてきます。ホラー要素もあるっちゃあるんですが(^^;
一家の娘・ウェンズデーを演じたクリスティーナ・リッチのキュートさを観るだけでも価値アリ!
『キャスパー』(95)
人なつこく可愛らしいゴーストと女の子の交流を描いたファンタジー・コメディ。ストーリーは、ゴーストが出てくるものの、ホラー感は一切ない。
が、しかぁし
子供向けと侮るなかれ、『キャスパー』の実写とCGを合成した映像は画期的で(当時)。本作の2年前に『ジュラシック・パーク』が公開され、そのCGが約6分半だったことを踏まえると『キャスパー』は約40分越えと驚異的だ。
単なる子供向けで終わらすには惜しいちょっぴりリッチなハートフルストーリー!!
『ホーンテッド・マンション』(04)
ディズニーランドの人気アトラクションを映画化したエンターテインメント・ホラー・コメディ。不動産業を営むジムは家族旅行の直前に大豪邸を売却したいという電話が入る。ビジネスチャンスと思ったジムは旅行の前に少し立ち寄るだけと家族をなだめ、屋敷に向かうことに。しかし、ジムたちが屋敷に入った途端、外は豪雨に見舞われ仕方なく旅行は中止、屋敷に泊まることになるのだが・・・。
ディズニーのアトラクションを映画化してるだけあって老若男女問わず楽しめる!元々のストーリーは米ディズニーのキャストが考案したらしく、本来ならガクブルホラーになるところをコメディテイストに仕上げるのは流石ディズニー。主演にエディ・マーフィーを起用したのは大成功でしたね。
『ゴースト・バスターズ』(84)
ニューヨークで超常現象を研究していた3人のオッサン。しかし、研究では大した成果は上げられず、幽霊退治をする「ゴーストバスターズ」を立ち上げる。そして、ホテルに巣食うゴーストを退治したことから一躍世間の人気者になるのだが・・・。
映画を見たことない人でもテーマソングは誰でも知ってますよね。もはや伝説のおバカ映画(笑)。ラストのマシュマロマンは必見で、人類が滅ぼされるかもしれないときに笑いを取れるなんて、これぞ、エンターテインメント!!
続編やリメイクもされてますので、昔の映画はちょっと・・・という方は最新の映画から入ってみては?
『スクリーム』(96)
カリフォルニアのとある田舎町で、1人の女子高生が不気味な電話を受けた後、恋人と共に惨殺される事件が起きた。その後、同じ高校に通うシドニーにも電話がかかってくる。町は外出禁止令が敷かれ、外は殺人鬼が徘徊、学生はパーティー三昧。犯人の正体は・・・!?
ホラー映画あるあるを劇中で言いまくるホラー映画好きのためのホラー映画。どちらかというとサスペンスに近いかな。有名な殺人鬼「ゴーストフェイス」も13金のジェイソンや悪魔のいけにえのレザーフェイスに比べると遥かにカワイイ。(当然か)
シリーズ化され22年現在で5作品が公開されています。
『スケアリーストーリーズ 怖い本』(20)
ハロウィンの夜、町外れにある古い屋敷に入った子供たちが1冊の本を見つける。その本には恐ろしい話が綴られており、翌日から本を見つけた仲間たちが1人づつ姿を消していく。さらに、本には毎夜新たな物語が勝手に綴られていくのだった。
少年少女が屋敷で本を見つけて、仲間が消えて、謎を解いていく。いい意味での青春ホラーしてますね。確かに怖いシーンもあるものの、ガクブルするほどではないのでホラー入門編としてはアリでしょう。
元は児童書がコンセプトだからかな。
『IT/イット”それ”が見えたら、終わり』(17)
とある田舎町で児童が行方不明になる事件が多発。ある大雨の日、少年ビルの弟が出かけた際、姿をくらます。ビルの前に突如現れた”それ”を目撃して以来”それ”の恐怖に襲われる。そして自分以外にも”それ”と遭遇しているこどもたちがいることを知ったビルは協力して”それ”に立ち向かうが・・・。
ホラーの帝王スティーブン・キングの小説が原作で90年にオリジナル版が製作されました。そして、子供を攫うピエロのペニー・ワイズは27年周期で現れることから27年後の17年にリメイクとして製作され世界中にピエロ恐怖症を与えました。
「スタンド・バイ・ミー」のホラー版という声はよく聞きますが、ビル・スカルスガルド演じるペニー・ワイズの不気味さといったら・・・夢にでてきそう。
『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』(20)
殺人鬼が人を殺すために作ったお化け屋敷が舞台のシチュエーションホラー。ハロウィンの夜にパーティーで出会った学生たちは郊外にあるお化け屋敷へと向かう。ルールに従い入場するも残虐な行為を目の当たりにし、このお化け屋敷のただならぬ気配を察知した学生たち。やがてマスクを被った殺人鬼たちが襲い掛かってきて・・・。
ハロウィンの夜にお化け屋敷という王道をいく作品ですが、リアリティに拘ったのか、殺人鬼たちもジェイソンやフレディといった先輩たちのような怖さはなく、たまに反撃にあいます。ハロウィンの夜にポップコーン片手にワイワイしながら観る映画としては丁度いいかも。
『ハロウィン』(18)
殺人鬼「ブギーマン」ことマイケル・マイヤーズがハロウィンの夜に起こす悪夢を描いた極上のホラー映画。78年の第1作目から40年後のハロウィン前夜が舞台。40年前に唯一生き延びたローリー(マイケルの妹)は、病院に収容されたマイケルが再び現れた時に備えて準備をしていた。そして、病院からマイケルを移送する車が事故を起こしてしまい、マイケルは逃亡してしまう。
第1作目のヒロインを演じたジェイミー・リー・カーティスが同じ役で続投。本作ではおばあちゃんになってましたが、いやぁ、強いっすね(笑)。おばあちゃん、ママ、娘の親子3世代アタックは爽快感しかない。
この『ハロウィン』シリーズは、続編やリメイクなどが多く作られており、少し分かりづらいと思います。下記の記事で詳しく解説していますので、ハロウィンの夜を満喫したい方はあわせて読んで下さい。
本ページの情報は22年10月時点のものです。
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