超大作『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』感想&あらすじ

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アメコミ DC
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DCコミックスの実写映画『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』のあらすじ&感想です。
『ジャスティス・リーグ』(17)でカットされたシーンに加え再撮影までされ2時間の映画を4時間越えの超大作にした歴史に残る作品。監督ザック・スナイダーの全てが詰まった『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』必見です。

『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』


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◎あらすじ・結末

スーパーマンが絶命時の叫び声に反応した3つのマザーボックス…その一つがダイアナの故郷にあり、ステッペンウルフに狙われたことで女性の戦士たちは力を合わせて建物ごと敵を海に落としました。しかし、ステッペンウルフは死なずマザーボックスを持ち去り、戦士たちの女王はダイアナに危機を知らせるため矢を放ちます。それに気づいたダイアナはマザーボックスとステッペンウルフについて知っているウェインを訪ねました。

ステッペンウルフは2つ目のマザーボックスがある海底のアトランティスへ。兵の何人かを尋問してマザーボックスの在りかを知り、アトランティスの司令官のメラはステッペンウルフを退けるために戦いました。窮地に陥ったメラを助けに来たのはアーサーです。彼はバルコから母のトライデントを受け取った際に危機を知って現れましたがステッペンウルフを止めることはできませんでした。

ウェインは地球の危機を救うには仲間が必要だと判断し、ビクターとバリーに声を掛けることにします。その頃、バリーは冤罪となった父の面会に行き、簡単なバイトをいくつも掛け持ちしていることを心配されていました。そこにウェインが現れたことで仲間になると即答。ダイアナにも挨拶をします。

ビクターは大学でフットボールをしており、試合を見に来た母と車で帰る途中に事故に遭いました。母を亡くし、身体がほぼ助からなかったビクターは研究に没頭していた父を責めますが…父はビクターだけは死なせたくない一心で、研究で使われていたマザーボックスを使い、身体の半分が機械となって孤独に過ごしていました。ダイアナは彼とコンタクトをとります。

その後、バットシグナルを見てゴードンの元に駆け付けたウェインは、ビクターの父親たちがパラデーモンに捕まったと知って地下トンネルへ。捕えられた人を助けて脱出しつつ、ビクターは3つ目のマザーボックスを持って来ます。そして、自身と同じようにクラークを蘇らせることが可能かもしれないと言い、ウェインは彼が必要だと判断。クラークの死体を掘り起こしてスターラボで解析中だったクラークの宇宙船を起動させ、バリーが加速する際のエネルギーとマザーボックスの力を合わせてクラークを復活させました。

しかし、その際にビクターは地球が滅亡する未来を見て機械の身体の防衛システムが作動。まだ自身を取り戻しきれていないクラークはビクターたちを敵とみなして戦います。そこに彼の恋人のロイスが現れ、クラークは彼女と共に空へ…そして、マザーボックスを見つけたビクターの父は研究室に行くとステッペンウルフが現れました。ビクターも駆け付けましたが、父は自らの命を懸けてマザーボックスに熱を持たせてステッペンウルフはそれを回収。ビクターは悲しみつつ、ウェインたちと共に熱源を追ってステッペンウルフと対決するのです。

ウェインが先行して基地に入り、パラデーモンを引き付けました。その間にダイアナとアーサーはステッペンウルフを足止め。ビクターは3つのマザーボックスの結合を止めようとし、バリーが発生させるエネルギーを待っていました。途中でクラークも駆け付けますが、バリーは間に合わず…そのため、光よりも早く走って時間を戻してチャージを成功させました。ステッペンウルフはクラークに打ちのめされて、最後はダイアナに首を斬られた状態ダークサイドの元に送られるのです。ダークサイドは地球に長年探し求めていたものがあると知って狙うことを決意しました。

◎感想

『ジャスティス・リーグ』と違ってステッペンウルフのデザインだけでなく、ダークサイドとの関係も出すことで地球の危機をより深刻にしていく展開にハラハラしましたね。このままだとさらなる脅威が迫ってくるのではないかと思いつつ、最後まで見入ってしまいました。また、ラストではヒーローたちのそれぞれが語られ、ウェインがダークサイドに攻め込まれた未来を夢で見るというエピソードも…そこには敵対するスーパーマンジョーカーと協力するシーンもあったので、このストーリーはまた別に映画作品にして欲しいと思うほどでした。

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(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

ストーリーに関すること以外には、登場人物たちを掘り下げるシーンも多かったのが印象的です。バリーがバイトの面接に行ってトラックにはねられそうになる女性を助けるシーンもありました。その際に一瞬でガラスを粉々にし、アスファルトもえぐる速さを出しつつ女性に見惚れるバリーの姿が見どころでしたね。
また、ビクターの過去や父との話も掘り下げられていました。母親との最後の会話や、父が危険な実験と分かっていてマザーボックスを使うなど見ていて切なくなるシーンも多かったです。特に、マザーボックスに印をつけるために命を懸けてビクターはそれを目の当たりにするのが心に残りましたね。父の姿を見届けたビクターは最後に彼の遺した録音を聞き、「自慢の息子」という言葉を遺していたのが感動的でした。

ウェインは執事のアルフレッドとのやり取りのシーンが増えていたり、エネルギーを吸収するガントレットを装備していたりするのが見どころでしたね。ダイアナも彼らとの会話や戦うシーンが増えていたり、アーサーは最後にステッペンウルフをくし刺しにしていたラストが良かったです。
『ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット』241分と4時間越えなのもあり、登場人物たちの活躍するシーンや心情や過去の掘り下げも多いことから感情移入のしやすい映画になっていましたね。ボリュームが十分あって、通常版の『ジャスティス・リーグ』との演出・デザインの違いなども楽しめる作品でした。

 



本ページの情報は21年07月25日時点のものです。
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