映画『マン・オブ・スティール』あらすじ&感想、見どころ!!

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DCコミックスの実写映画『マン・オブ・スティール』のあらすじ&見どころ紹介♪

 

『マン・オブ・スティール』(2013)


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◎あらすじ・結末

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TM & (C)DC COMICS. (C)2013 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

地球から遥かに離れたクリプトン星は滅びようとしていました。そのため科学者であるジョー・エルは全てのクリプトン人の遺伝情報の塊であるコデックスを他の星へ送り出して子孫だけでも救おうと考えます。彼が最高指導者である元老院に進言しているところへクーデターを起こしたゾッド将軍が押し入って来ました。自ら選んだクリプトン人だけで再起を図ろうと考えたゾッド将軍でしたが、コデックスはジョー・エルの生まれたばかりの息子のカル・エルと共に地球へと打ち出されてその代償にジョー・エルは命を落とします。その後ゾッド将軍は捕縛され、惑星の外にあるファントムゾーンへと幽閉され、クリプトン星は最期の時を迎えて崩壊してしまいました。

地球にやってきたカル・エルはケント夫妻に拾われ、クラーク・ケントとして愛情を注がれながら育てられます。クラークは成長していくにつれて自分が常人を遥かに越える力と肉体を持っていることに悩み、力を正しいことに使って人の役に立ちたいと両親へ打ち明けます。父は「正体を明かすべきではない」と言い、その後、彼は災害に巻き込まれ命を落としました。クラークは自分自身のルーツを探す旅に出て、途中で人助けを続けつつ北極の氷の下に埋まった宇宙船にたどり着きます。そこで調査隊の1人であるロイス・レインと出会い、クラークが宇宙人であることを記事にされそうに…しかし、ロイスは彼の過去や思い出を知り、育ての親の願いを聞いたことで記事を取り下げました。

宇宙船の起動により信号が発信され、クリプトン星の消滅時に死を免れたゾッド将軍たちの元に届いてしまいます。彼らはクリプトン再興のためにクラークと共に地球に送られたコデックスを求めてに地球へやって来るのでした。クリプトン人が住みやすい環境に地球が変えられようとして人類は滅亡の危機に瀕することに…クラークはコデックスを渡すよう言われて拘束されますが、ロイスのおかげで脱出。ゾッド将軍の部下に襲われてクラークは奮闘し、ゾッド将軍と対峙します。ゾッド将軍は逃げ遅れた家族の命を奪おうとしますが逆にクラークに命を絶たれてしまいます。しかし、クラークは残された同郷の人間を殺した苦しみに打ちひしがれますが、生みと育ての両親の願いを遂げるためにスーパーマンとして生き抜くことを決意するのでした。

◎感想

・ストーリーに引き込まれる映画

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クラーク・ケントがスーパーマンになるまでの話である『マン・オブ・スティール』は、彼が人間社会の中で唯一の宇宙人であるという視点がポイントですね。別の星の最後の生き残りであることに悩む中、生みの親であるジョー・エル夫妻からは自身の生まれた意味や境遇を教わります。一方で育ての親であるケント夫妻からは生き方や考え方、正しさを学ぶため一人の成長物語として見ていける映画だと言えるでしょう。どちらの両親からも愛情を注がれたことで真っ直ぐに育ったスーパーマンの姿は印象に残ります。また、ケントの過去を記者のロイスが調べていき、その過程でクラーク・ケントという1人の人間に惹かれていくのも見どころのひとつです。

・アクションに目を見張る

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他の作品では見れない規模の戦いを繰り広げるのも見どころでしょう。クラークは海底油田のガレキを身体一つで支えたり、超高速での戦闘は周りのガレキをものともせず飛び回り、コンクリートの壁もやすやすと壊します。また、ゾッド将軍たちと戦う際には、巨大なタンクローリーを小石同然に吹き飛ばして大爆発を起こしたり、突進すれば建物が簡単に崩れて道路も抉れたりするため目を見張ります。他にも目から光線を出し、銃弾を弾く身体を持っており、瞬時に飛んでいくため、それを目の当たりにした人はきっと目を疑うでしょう。軍がクリプトン人に銃弾を浴びせるシーンもありますが、無力さを感じさせるためクラークとの対比が良く表れていると思いました。

・クラークの意思とクリプトン人について

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クラークは子供の頃に川に落ちたスクールバスを救い、それがキッカケで人前で力を使ってはいけないと言われました。これは父の「息子を守りたい」と思う一心の言葉であり、人と違うことでどういった扱いを受けるのか不安になったからでしょうね。普通の人として生きることで人間の生き方や善悪を知って欲しいという思いも感じさせ、クラークの父がその意思を貫いたと思えたのが竜巻のシーンです。彼は竜巻に巻き込まれて死が迫る状況でもクラークに助けを求めず、「決して助けに来てはいけない」という強い意志を感じさせたのが印象に残りました。

一方で、クリプトン人はこれまで他の星を滅ぼしながら生きながらえていたため、ゾッド将軍もまた地球を狙っていました。そうした慣習を続けていてはいけないと考えたジョー・エルはクラークに思いを託し、育ての親から善悪について正しく教わったクラークはゾッド将軍に打ち勝つのです。今後もスーパーマンとして地球を救うために活躍する…と思いきや、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で展開が大きく変わり、『ジャスティス・リーグ』ではロイスが登場するのに注目ですよ。


 

 

 

本ページの情報は21年06月時点のものです。

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