近年、グリム童話やディズニーの実写映画の公開が増えていますよね。
中でもおすすめは『白雪姫と鏡の女王(2012年)』です。
”白雪姫”の物語に新しい価値観を加え、親子2世代が楽しめる内容になっています。
今回は『白雪姫と鏡の女王』5つの見どころを紹介します。
昔のプリンセス像とはかなり違う、勇敢でかっこいい姿を娘さんと一緒に観てみませんか?
見どころ①白雪姫と継母が2人とも美しい
グリム童話「白雪姫」の物語では、主人公の白雪姫は”絶世の美女”と評されます。
だからこそ継母は嫉妬し、白雪姫を手に掛けようとします。
今回の実写映画『白雪姫と鏡の女王』では、白雪姫も継母もなんとも美しいんです。
白雪姫は女優・モデルのリリー・コリンズが演じ、眉毛のくっきりとした正統派美人。
継母(鏡の女王)はあのジュリア・ロバーツが演じ、色気と上品さを併せ持つ美人。
また、二人の美しさを引き立たせる衣装は衣装デザイナーの石岡 瑛子さんが担当しました。
石岡さんは、アカデミー衣裳デザイン賞やグラミー賞・ニューヨーク映画批評家協会賞・カンヌ国際映画祭芸術貢献賞など数多くの賞を獲得しています。
違うタイプの美人が、きらびやかな衣装でバチバチバトルする映画って、なかなかないですよね。
見どころ②白雪姫がディズニー版と違う性格
ディズニーアニメ版「白雪姫」、ママさん世代は一度は観たことがあるはず。
ディズニー版では、暗殺から逃れたと思えば、毒りんごのせいで眠り続け、あとは王子様の出番を待つだけ。
基本的にまわりの人が何とかしていて、白雪姫自身は受け身と言えますよね。
しかし『白雪姫と鏡の女王』ではガラッと性格が変わります。
現代的な女性で、強く賢く、自分で道を切り開こうとします。
実際、小人たちに剣術や武術を教わったり、1人でも戦おうとする場面も。
「白雪姫」が公開された1937年当時と、『白雪姫と鏡の女王』が公開された2012年では、女性像が大きく変わったことを実感できるでしょう。
見どころ③毒りんごを食べるのは誰?
「白雪姫」の大事なアイテムに毒りんごが挙げられますね。
継母がおばあちゃんになりすまし、白雪姫に毒りんごを渡すシーン。
これはディズニーアニメ版にも今回の実写映画版にも含まれています。
でも、『白雪姫と鏡の女王』の主人公は、そんな罠に引っかかるようなヤワな女の子ではありません。
じゃあ、どうするのでしょうか?
ネタバレになってしまうので詳しくは言いませんが、「誰が毒りんごを食べるのか?」「白雪姫がどう切り抜けるか?」という予想を立ててから映画を観ると一層楽しさが増すでしょう。
見どころ④頼りない王子様
「白雪姫」のキーパーソン、王子様。
『白雪姫と鏡の女王』ではアーミー・ハマーさんが演じました。
ハンサムで長身で、THE・王子様という外見ですが、まったく頼りになりません(笑)
このようなヒドイ扱いをされています。
- 山賊に襲われて上半身裸で城に来る
- ウサ耳をつけて踊る
- 惚れ薬を飲まされ、犬のようになる
ちなみに、定番のキスも王子様からはしません・・・。
この情けなさは、現代の”草食系男子”のようにも見て取れます。
男性がしっかりしていないから女性が強くならなければいけなかったのか?それとも女性が強くなりすぎたから男性がしっかりしなくなったのか?分かりませんが・・・。
とにかく過去に夢見た”カッコイイ”王子様はいません。
娘さんの将来のパートナーについて、「こんな人とは一緒にならないようにね(笑)」と話し合うきっかけになるでしょう。
見どころ⑤ラストがまるでインド映画!?
『白雪姫と鏡の女王』の監督はターセム・シンという人ですが、実はインド出身なんです。
全体的にコミカルな雰囲気なのはそのせいかもしれません。
特にラストはボリウッド風ミュージカルシーンに仕上がっています。
なんとエキストラの数は200人を超えたとか。
さらに、白雪姫リリー・コリンズは堂々と歌声を披露します。
歌うのはニナ・ハートの「Love」。
父親(ミュージシャンのフィル・コリン)譲りの美声ですよ。
曲の繰り返すリズムがクセになり、つい一緒に歌ってしまうはず。
エンドロールまできっちり楽しませてくれるので、最後まで見逃さないでくださいね。
まとめ
これまでと違うプリンセスを描く『白雪姫と鏡の女王』。
タイトルはグリム童話やディズニーアニメ版「白雪姫」の物語を引き継いでいるかのようですが、内容は一新されています。
- 見どころ①白雪姫と継母が2人とも美しい
- 見どころ②白雪姫がディズニー版と違う性格
- 見どころ③毒りんごを食べるのは誰?
- 見どころ④頼りない王子様
- 見どころ⑤ラストがまるでインド映画!?
ママと娘2人とも楽しい時間を過ごせるでしょう。
『白雪姫と鏡の女王』はAmazonプライムビデオで視聴できます。
他にも、『美女と野獣』・『イントゥ・ザ・ウッズ』・『眠れる森の美女』などプリンセスが活躍する映画も配信中。
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本ページの情報は20年12月時点のものです。
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