12月にふさわしい映画『シザーハンズ』のあらすじを紹介していきます。
『シザーハンズ』(1990)
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あらすじ
寒い冬の夜のお話。「雪はどうして降るの?」と孫娘に聞かれ、はなし始める祖母。
昔々、町外れの山の上の屋敷に1人孤独ぬ暮らす発明家の老人がいた。屋敷の中で色々なものを発明した彼は、遂に生命をも創造し、人造人間を生み出す。彼は、人造人間をエドワードと名付け愛情を持って接する。体はまだ不完全であり、両手には、仮の手としてハサミを取り付け、大きなハート型のクッキーを心臓とした。
彼は、ついに人間と同じ手を作り出した。だが、それをエドワードに取り付ける前に、急な発作で亡くなってしまう。エドワードは両手がハサミのまま、1人屋敷に残されてしまう。
ある日、エドワードの屋敷にペグという化粧品のセールスの女性がやってくる。彼女は奇怪なエドワードを見つけると、我が家に連れて帰ろうとする。両手がハサミであるエドワードは食事もままならないが、植木を整えたり、女性たちの髪を、独創的にカットしたりして街の人気者になっていった。
やがて、エドワードはペグの娘、キムに恋心を抱くようになる。
そして、やってきたクリスマス。氷の彫刻を作って美しい雪を降らせていたエドワード。キムはその雪の中で舞い踊ります。しかし、誤ってキムの手を傷つけてしまいます。その後、誤解が重なり、エドワードは、人を殺してしまうのです。街の人々からは危険な化け物として責められ、屋敷へ逃げ込みます。
キムはエドワードを追いかけ、エドワードに「愛してる」と言って別れを告げると、屋敷にあった別のハサミの手を持って、屋敷に押し寄せていた街の人々にその手を見せてエドワードは死んだと偽り、彼を匿った。
それ以来、街には雪が降るようになったという。
そして、冒頭のシーンに戻り、孫娘が「どうしてそんな話を知ってるの?」と祖母に聞き、「そこにいたからよ。彼には今も見えるはず。彼が降らせた雪の中で踊る私の姿が・・・」。そう、この祖母こそがキムだったのだ。そして、山の上では、昔と変わらない姿のエドワードが、ハサミの手で氷の彫刻を作っていた。彫刻を作る時、飛び散る細かい氷の粒が雪の正体だったのだ。そして、その氷の彫刻を模ってるのは、若き日のキムの姿であった。
キャスト
監督は、ティム・バートン、主演はジョニー・デップ。今でこそ名コンビで知られる彼らの初タッグ作品です。バートンは、当初、ジョニー・デップの顔ぐらいは見たことある程度の認識だったそう。まさか、これほど長く続くコンビになるとは想像してなかったでしょう。
そして、ヒロインのキムを演じたのは、ウィノナ・ライダー。ジョニー・デップとウィノナ・ライダーはこの作品が縁で交際し、婚約しました。まぁ、後に破局しましたけどね。
本ページの情報は20年12月時点のものです。
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